しちのへ秋まつり

秋まつりの起こり

 秋まつりは、大正8年より町内有志により仮装行列が行われ、昭和3年に当時の町長藤島藹(ふじしまさとる)氏が町の活性化のため、八戸祭りを参考に山車の制作を奨励しました。町内会ごとに心をつくし。力を出しあってはなやかに彩られた山車は、大小の太鼓と情緒豊かな笛の音を中心に「ヤレ、ヤレ」の掛け声とともに町内を練り歩きます。

神興と山車

 お祭りには、古式に則った厳かな神輿渡御行列(みこしとぎょぎょうれつ)に「附祭」である各町内会自作の山車が加わり、町内を練り歩きます。道案内役の神である猿田彦が先導する神輿行列に、工夫を凝らした華やかな山車が次々と合流し、神楽のお囃子や太鼓の音を響かせながら、子どもたちの元気な掛け声とともに賑やかに街中へと繰り出します。各町内の山車が向かい合い、太鼓さばきや意気込みを競い合う「けんか太鼓」も勇ましく、祭を盛り上げます。お神輿は、「お休み所」として新町(神明宮が初めに鎮座したゆかりの地)に立ち寄られ、町内を一巡した後、「お旅所」の蒼前神社にお泊りになります。中日には、仮装行列や流し踊りで町内が賑わいます。

 最終日は蒼前神社を山車とともに出発して町内を一巡し、神輿は天王神社に立ち寄られ、神明宮にお還りになります。

七戸町鎮座 神明宮

◆御祭神
大日霎貴尊(オオヒルメムチノミコト)
天照大御神(アマテラスオオミカミ)の別称
(伊勢神宮の御神霊を分祀して祀る神社を神明宮といいます)
◆例祭日
8月16日
◆御神徳
太陽神 皇室の御祖神 日本の大御祖神
天照大御神は、伊邪那岐 伊邪那美
二柱神の子として生まれ、神の国を治められた最も尊い神格を持つ女神です。
 ご神名の通り「天に照り輝く尊い神」として、太陽の光のように温かく、その広大無辺の御光はあまねく世界を照らし、この地上のあらゆるものに生命を与え、生かして守って下さる神様です。

神明宮1

 

 

 

神明宮例大祭 神輿渡御行列

神明宮2 お神輿は、昭和元年(1926)に奉納され、神宝、神具が調えられました。昭和3年(1928)に、お神輿の「附祭」としてお神楽や親孝行踊りが前後に供奉し、威勢の良い山車が続き、町内を練り歩いたと記されています。お旅所(神輿のご休憩所)として八幡神社(小田子不動堂)、新町(神明宮縁の地)、蒼前神社、天王神社に立て寄られ鄭重に迎えられます。

 

 

山車制作

 山車は4m、長さ10m、高さが3.8m以下で、背面にはしちのへの小絵馬(国指定重要有形文化財)をモチーフとした絵馬が配置されたもので絵馬型風流山車と言われています。

 題材は七戸の昔話や伝説、三国志や戦国時代の武将と合戦、歌舞伎、その年の話題などさまざまなものから選ばれます。

 毎年5月頃には関係者が集まって、出来上がりのイメージに近い山車絵や小さなひな形を作って、材料や色彩を検討します。早い町内では6月から、遅くとも7月には制作を開始し、2ヶ月ほどで作り上げます。

山車1

 

 しちのへ秋まつりは、前夜祭、初日、中日、最終日と4日間にわたって行われ、前夜祭には柏葉太鼓競演会、初日と最終日には山車・神輿合同運行、そして中日にはいろいろなイベントが行われます。

 神明宮の神輿渡御行列と附祭といった伝統ある行事や、各町内会の山車運行のほかに、中日には、七戸高校や連合婦人会などの流し踊りを皮切りに、仮装大会や芸能発表祭が行われます。

山車2

前夜祭~最終日

 しちのへ秋まつりの開幕を告げ、イベント広場を会場として前夜祭に行われるのが柏葉太鼓競演会です。この競演会では、各町内会の代表の小中高生が、まつりに向けて日頃練習にはげんだ成果を競います。

前夜祭1

 

しちのへ秋まつり前夜祭 柏葉太鼓競演会 優勝町内会

歴代の優勝町内会はここからご確認下さい。 ⇒ 柏葉太鼓競演会 優勝町内会

 

山車展示館

 山車展示館では秋まつりで運行した山車の展示と併せ、パネルによる秋まつりの由来や写真などが紹介され、その歴史をたどる事ができます。

 さらに、ボタンを押すと「まつり解説」の他、「普通太鼓」「早太鼓」「休み太鼓」などのお囃子を聞くことができ、まつりの臨場感を味わうこともできます。

山車展示館2

  期   間 4月1日~11月30日
        ※冬季期間は閉鎖します
  開館時間 午後10時~午後5時 入館料 無料
  所 在 地  青森県上北郡七戸町字荒熊内
        東北新幹線七戸十和田駅より徒歩5分
        イオン七戸十和田駅前店向かい

七戸絵馬型風流山車「姫塚伝説」山車展示館5

 秋まつり山車展示館に常設展示するだしとして、山車絵師・夏坂和良氏の手によって制作されました。

七戸城跡の一角には、現在も姫塚と呼ばれる塚があります。

 七戸城には、お稲姫というとても美しい姫がおりました。殿様は、どのような立派なものと結婚してくれるのか非常に楽しみにしておりました。しかし、姫は、身分の違う旅の武士「辰之丞」と周りの反対を押し切り恋に落ちてしまいます・・・

 

 物語の続きは山車展示館にてお楽しみください。

 

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