縄文を歩こう

博物館巡りの楽しさ・・・・古代人の気持ちになって

 七戸十和田駅開業(平成22年12月14日)翌年の7月に東京に行く機会があった。
 午後の用事であったため、午前中、上野の東京国立博物館に行ってみた。
 東京国立博物館は言わずと知れた日本を代表する博物館の一つであり、国宝、重文がいたるところに展示されている。

東京国立博物館正門前

東京国立博物館正門前

 もちろん、日本各地の縄文時期の土器、土偶もたくさん展示されており、相当に見ごたえがある。

東京国立博物館展示物

東京国立博物館展示物

 これらの資料は年代や、土器の種類ごとに分類され、日本の古代の生活がどのように変化してきたかを学習することができる。なかにはこんなものもあった。

東京国立博物館亀ヶ岡遮光器土偶

東京国立博物館亀ヶ岡遮光器土偶

 青森県の亀ヶ岡遺跡から出土した重要文化財の土偶である。土偶といえばこの形を思い浮かべるほどの最も知られている土偶の一つである。

東京国立博物館ハート型土偶

東京国立博物館ハート型土偶

 土偶といえば、このハート形土偶もよく知られているだろうか。こちらも重要文化財である。

 縄文土器ではないが、これは歴史の教科書などにも出てくる竜首水甁。こんなものが間近に見られるのも東京国立博物館ならではだ。

東京国立博物館竜首水瓶

東京国立博物館竜首水瓶

 さて、こちらは八戸の是川縄文館。青森県の縄文を語る上では三内丸山遺跡とともに触れずにおくことはできない。
 是川縄文館にいってまず驚かされるのは、その展示資料の豊富さである。
 是川遺跡や風張遺跡などから発掘された縄文時代の出土物を中心に、旧石器時代、弥生時代などの古代の出土物が500平方メートルもの常設展示室に並べられている。展示されている土器や土偶のなかには相当手の込んだ芸術性の高そうなものもあり、ここから国宝に指定されるようなものも出てくるのではないかという気がする。

八戸市是川縄文館

八戸市是川縄文館

 ここで筆者の興味をひいたのはは写真の縄文土器である。

八戸市是川縄文館展示土偶

八戸市是川縄文館展示土偶

 どうということはなさそうな土器であるが、この土器の表面には狩猟の様子が描かれている。縄文人が描いた絵。それだけでロマンを感じてしまう。
 そして一番の目玉である国宝の“合掌土偶”も国宝展示室に展示されている。

八戸市是川縄文館合掌土偶

八戸市是川縄文館合掌土偶

 これを国宝としたのは現代の人間であり、縄文の人たちにとってはなんでもないアクセサリーだったのかもしれない。儀式や祭礼に用いられたのではないかということであるが、確かなことはだれにもわからない。それでもこれを作った人がいたのは確かで、これを手にとって眺めた人もいたことであろう。
 その時代の人々はどんなことを考え、どんなふうに生きていたのだろう。

<文責 山本>

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